ウェブ集客の仕組み

ウェブ集客を成功させる重要な7つのポイント

ウェブ集客は流し込みと刈り取りです。
沢山の見込客をウェブに連れてきて刈り取る。
これが基本でこれを発展させていくのがネットマーケティングです。

また、これを単純にしたのがランディングページを用いたリスティング広告です。
リスティング広告は、対象者を絞り込んで広告を使って閲覧者を集め、ランディングページという対象者に必要な事だけを伝える絞り込んだホームページをみせて購入させる手法です。

ウェブ集客の基本

流し込みとは、見込客という訪問者数を増やすことで、
刈り取りとは、コンバージョン率(成約)を向上させることです。

ウェブ集客の基本

  • A:訪問者数を増やす
  • B:コンバージョン率を向上させる

A:訪問者数を増やす

  1. 見込客を集めているか
  2. どこから集めるか
  3. お金を掛けるか時間を掛けるか
    • ブログを書く
    • 動画を公開する
    • 広告を活用する

B:コンバージョンを向上させる

  1. お客さんの悩みにフォーカスしているか
  2. お客さんの悩みを解決できるか
  3. 解決するための独自の方法を提示しているか
  4. 解決した先のゴールを魅せているか

● A 訪問者数を増やす

1.見込客を集めているか

ホームページへの訪問者は見込客だけではありません。
検索でヒットして偶然訪問した人や情報収集の人も含まれます。
見込客でない人たちは購買しません。

訪問者が多いことはSEO的にはプラスですが、直接売上に結び着きません。

訪問者を増やす活動は重要ですが、さらに見込客を増やすということを意識して運用することが望ましいです。

ホームページの状況を反応率、成約率などで数値化して判断しますが
見込客以外が含まれているとこれらの数値が正しい実力を表現できなくなります。

また、訪問者にはターゲット地域と違う地域からの訪問者も含まれます。
そこで地域の限定がある場合は、検証の際に対象地域以外の数字を削り集計します。
純粋に対象となる地域からの訪問者を増やすように運用します。

Google アナリティクスでは、訪問者の地域やどのページの閲覧数が多いかなどの状況を知ることができます。それを見込客集めに活用しましょう。

2.どこから集めるか

見込客をどこから集めるのか。

a.オーガニック検索

検索からの訪問者。
ホームページを公開するとGoogle、Yahoo!JAPAN、Bingの検索に表示されるようになります。
これが自然検索(オーガニック検索)といわれるメディアです。
メディアとは、閲覧者とホームページをつなげる媒体と考えてください。
SEO対策はこのオーガニック検索での訪問者を増やすための技術です。
ホームページに備え付けたブログに記事を書くのも、ニッチなキーワードを狙ったSEO対策の一つの方法です。ロングテールSEOと呼んでいます。

b.リスティング広告

検索に表示される広告及びブログなどの広告からの訪問者。
Google、Yahoo!JAPANに掲載することができるリスティング広告で見込客を集めることができます。
短期間に大量の見込客を集めるならばリスティング広告がおすすめです。
一度あなたのホームページを訪問した人を追跡して広告を表示するリマーケティング広告も有効な集客手段です。

c.SNS

ツイッターやFacebookに代表されるSNS、あなたの投稿記事からホームページに誘導して訪問者を増やすことができます。
これらは広告も用意されているので有効に活用すると低予算で高い効果を得られます。
ブログ記事への誘導をタイムラインへ投稿する方法で誘導している人が多いです。
ただ、Facebookの場合、見込客と言えるかどうかは、公開範囲と友人としてつながっている人の構成によってきます。
たくさんの見込客と友人繋がりになっていれば良いですが、本当の友人とだけつながっているような場合は見込客の集客効果は低いと考えて置きましょう。

d.Youtube

Youtubeにアップした動画からのホームページへの誘導は比較的効果が高いと言えます。
Youtube自体Googleに匹敵する規模をもつ動画検索サイトです。
あなたのテーマでニッチなキーワードを含んだ動画をつくりたくさんアップするのが有効です。
動画の内容に加え、動画のタイトル、説明文にキーワードを含んだ文章とホームページのURLを記載します。
動画が増えたらYoutubeチャンネルとしてヘッダー動画を設定して形を整えます。
オーガニック検索に次ぐ無料で集客できるメディアです是非攻略しましょう。
チャンネル登録者数を増やすとファンを囲い込むことにつながります。

e.ポータルサイト

エキテンやぐるなびなどのポータルサイト経由でホームページへ見込客を誘導する方法もあります。
あなたの業種に関連したポータルサイトに登録する、広告を出すなど検討してみてください。

3.お金を掛けるか時間を掛けるか

見込客を集める手段にお金を掛けるか掛けないかで結果が大きく違ってきます。
無料でできること、お金を掛けてすることを上手に使い分けましょう。

無料でできることは、手間と時間が掛かる場合が多いので根気が要りますが、それを営業活動と考えて継続することが望ましいです。
一方、広告は、手間と時間を節約して、かつ効果を高めたい場合に有効です。

お金の掛け方例

ブログの記事を代書する

継続的にブログを書くのが大変な場合は、ライターに代書させる方法があります。
ライターも品質に応じて低予算の方から高額な方までいますので、予算と目的に応じて選択可能です。
月に数記事を代書して投稿するようにすれば、自分で書くことなくブログ記事を増やす事ができます。

動画の作成を外部に依頼する

Youtubeに投稿する動画は、iPhoneなどで撮影したもので十分ですが、自分でやるのは大変な場合は外部に制作を依頼する方法があります。
ただし、制作に費用が掛かりますので、目的に応じて業者を選別することが必要になります。
オススメはiPhoneで一発本番で撮影してUPが手間が掛からずよいのですが、業者を使う場合は2分以下の長さの動画を10記事や20記事まとめて作成してしまうのがよいでしょう。

広告を活用する

広告については先にも述べた通りです。
あなたの業種や目的に合わせた広告メディアを選んで低予算からはじめてみてください。

● B コンバージョンを向上させる

ホームページはただあるだけでは、集客という目的に到達しません。
見込客(ターゲット)を沢山集め、興味を持たせ、行動に駆り立て、刈り取る。
この一連の流れを作らなければなりません。
それが集客のしくみになります。

続いてコンバージョンを向上させる方法について紹介します。

4.お客さんの悩みにフォーカスしているか

あなたはどんなことならお金を払って購入しますか?
例えば、新しいスーツが必要なとき、キャラクターの描かれたTシャツは購入しませんよね?
スーツを販売しているお店にて、体に合ったサイズで、好みまたは用途にあったスーツを選びますね。

例えば、腰痛で悩んでいるときに心理カウンセラーの門を叩きませんよね。

あなたのホームページがこのような状況になっていないことを確認してみてください。
単純に考えて、見込客が欲しい物を販売しているかということなのです。

多くの方が間違えているのは、品揃えが多ければ売れると考えている点です。
お客さんは自分の悩みを解消できればよく、それ以外には興味がありません。

色々なことができるからすべてを提示したいと思うのが商品を提供する側に心理ですが、
ホームページでは、たったひとつで良いのでお客さんに刺さる鋭い商品が望まれます。
それがあれば売れます。

あなたのホームページは、お客さんの悩みにフォーカスしていますか?

5.お客さんの悩みを解決できるか

お客さんの悩みにフォーカスしたら、それを解決できる能力があることを伝えなければなりません。
資格でもスキルでも実績でも構いません。
あなたの強み( USP )を明確に提示します。

過去に同様の悩みを解決していることをわかりやすく伝えてください。
お客様の声や施工事例、ビフォーアフターなどが有効な情報です。

6.解決するための独自の方法を提示しているか

お客さんの悩みを解決できることを証明したら、次にその方法が他社にない唯一無二のあなた独自の方法であることを伝えます。
もし、他社でもできることなら、何らかの付加価値をつけてあなたしか出来ないことを作ってください。
もし、他社でもできることならば、価格の安い方から購入することができます。
あなたしか提供していないことならば、あなたから買うしかないので競争が発生しません。
あなたの独自の解決方法を提示してください。

7.解決した先のゴールを魅せているか

あなたの商品を購入した人は幸せになっているか?
腰痛が改善して今は生活に困りません。
素敵な商品が手に入り、毎日楽しく過ごしています。
手っとり早く伝えるのなら、笑顔です。お客さんの笑顔、うれしい感想、事例などを豊富に掲載しているかをチェックしてみてください。

あなたのホームページをチェックする指標として

「ウェブ集客を成功させる重要な7つのポイント」について書きました。
ひとつひとつは単純なことなのですが、7つが組み合わさって機能したとき、集客のしくみが完成します。
あとは、環境の変化に合わせて運用していくことになります。

あなたのホームページの基本的な構造は、この7つのポイントを取り込んだ構造になっていますか?
チェックしてみてください。

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